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  • 2015年02月12日

    有料のポジショントーク情報にご注意を

    世の中、受け手にとって本当に有益な情報を見極めるのは難しい。

    「受け手にとって」と書いたのは、”有益な情報を教えます”と明示的又は黙示的に示しておきながら、実は受け手の損失と引き換えに話し手にとって有益な情報、あるいは話し手を利するように誘導するような情報が氾濫しているからだ。

    例えば「デートで奢らない男は出世しない」などとろくに実例も出さずに唐突に書き始める女性恋愛コラムニストが居る。

    「そうなのか!じゃあデートでは女性に奢らないと!」

    素直にそうアタマにインプットしてしまう男性諸氏がいるとすればおめでたいとしか言いようがない。

    たとえそこまで素直に鵜呑みにしなくとも、「あぁ。。やっぱりデートでは奢らないと相手には内心こう思われてしまうのか。それはいやだなー。」という感じで参考にしてしまう人も多いのではないだろうか。

    だが冷静に考えて欲しいのだが、この女性恋愛コラムニストはただ単に「奢れよ!」と直球で書いたら反感を買う自分の要望を、言い方を変えて書いているだけだ。

    これがいわゆるポジショントークというものだ。

    「男のサイフをアテにする女は結婚できない」などというコラムがあったとしたら、それは逆に上記のようなポジショントークに対抗策を弄する男性恋愛コラムニストが書いたものかもしれない。

    いずれにせよ、食事したときの会計の仕方など各人各様であり、場面や関係性で変わって来るものを薄弱な根拠で一般化など出来るはずもない。

    だが、人間というのは状況を理解するために往々にして簡略化、一般化された形での情報の享受を求める。
    彼ら、彼女らはそう言った受け手のニーズに応えているだけとも言える。

    受け手としては情報リテラシーを高めるべきだし、話し手としてはいくら受け手の情報リテラシーが欠如していたとしてもそこにつけ込んで自分に都合の良いように洗脳するようなことは避けたいものだ。


    また、無料の情報であれば冷静に真贋を判断できる人でも、有料で入手した情報については疑えなくなってしまったりすることがあるから注意が必要だ。

    つまり情報を入手するにあたって要した費用を取り戻せない(「サンクコスト」となった)ような場合、しかもその費用が多額な場合は特に危険だ。

    「多額の費用を払ったものに価値が無い」というのは通常認めたくはないものである。

    だが、「価格が高いから価値がある」と思い込んでしまうのはよくある錯覚で、価格が高いのはあくまでも「その価格でも買ってくれる客が居るから」であり、必ずしも価値が高いから価格が高いわけではない。

    そういった人間の認知バイアスを踏まえ、敢えて有料でポジショントーク的な情報を販売してくる商売には警戒しよう。
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  • 2015年02月08日

    これからの時代の勝者は、「感情ビジネス」の覇者

    人間、衣食住が揃っていればとりあえず生存することは可能なわけです。

    そして、衣と住は使用しても無くなるわけではないので、基本的には食さえ確保できれば生きていける。

    生活していくためのことを俗に「食べていくため」と表現するという事実が、「生活のリソースの中で特に重要なのが食である」説が支持されるという証左でしょう。

    そう、極論すれば基本的に米作ってサカナ獲って上手に分け合って食べていれば人間の社会というのは成立するわけですね。
    後は暇つぶしです。極論ね。

    ただ、衣食住で肉体的に充足したとしても、それに慣れて来たり、あるいは周りを見てもそれが普通、もしくは自分よりたくさん満たされている人間が居る、という状態になってしまうと、次に出て来るのが安全欲求、親和欲求、承認欲求という精神的な充足への欲求。

    そこで必要になるのが「人に精神的な充足を提供する」というお仕事です。

    王道はキャバクラ等の風俗産業ですね。
    直接的に異性に気分を盛り上げてもらったり、心を充足してもらったりできるわけです。

    が、これは受益者がメタ視点で「カネ払ってサービスしてもらってもなぁ…。」と思ってしまうと充足できない、という欠点があり、大脳新皮質の発達した人類にとっては「そこには目を瞑る、見て見ぬフリをする、気にしない」と強固に思い込まなければ機能しないものでもあります。

    特に、風俗産業に対して社会一般でそのような評価を固定化されてしまうと、社会の構成員である個々人がそういう自意識から逃れるのは困難であり、風俗産業等から精神的充足を得ることのできない人が発生しやすくなってしまいます。


    が、これは裏を返せば、社会一般でカネを払ってサービスを享受することが望ましくないとされないような分野であればそのような自意識は発生しにくいということです。

    そのような分野であれば、風俗産業で精神的な充足を得ることに違和感を感じる人でも満たされることが可能です。

    例えば、カウンセリング。
    あるいは、起業セミナー。

    自分にはチカラがある!
    新しいことをやれるチカラがある!
    わくわくする何かを!

    ・・・というわけですね。


    少し話が変わりますが、人が人に何かを伝えるとき、その内容は概ね2つに分けることができます。

    ・抽象的な概念論
    ・具体的な方法論

    このいずれかです。

    公的な性格を帯びた学校教育の場(校長先生の講話等)などでは前者が多く、
    資格試験予備校や職業訓練校などでは後者が多いでしょう。

    そして前者は未来、希望、可能性といったキーワードを駆使しつつ人の気分を盛り上げる、いわば精神的な充足を提供する役割を担っている面が大きい。
    後者は直接的ないしは間接的に衣食住を快適にしたり効率的にしたりといったことに作用することが多い。

    時代が進み、後者の仕事で快進撃を出すことが難しい昨今、前者で快挙をあげることが目指されることが増えたように思います。

    もちろん、ニーズが多いからそうなるという面もあるだろうけれど、むしろ自分自身でそう感じることが多いからこそ、前者の仕事に傾倒する人に注意が向くという面もあるでしょう。

    しかし、「人の気分を盛り上げるというお仕事」と、メタ認知というか俯瞰した視点で前者の仕事を見るようになると、もはや金銭支払が介在する手段で自分の気分を盛り上げることができなくなってしまう。

    これは、そういう「心の充足」のために不用意におカネを使わなくなる、サイフの紐が固くなるということで望ましいと言えば望ましいのだけど、そういうメタ認知ができたからと言って、金銭支払が介在しない「心の充足」の手段を確保できるとは限らないところにつらさがある。

    おカネを払って心の充足を得るのは寂しいことだ、と一般的には言われるけれども、おカネを払うというのはすなわち人のために手間や暇や労力を提供するということとも言える。

    それで喜んでもらえるなら素晴らしいことじゃないか。

    そこまで俯瞰し切った上で、敢えてそのビジネスに乗って、自分の気分を盛り上げることができるなら、それはそれで悪くない選択でしょう。

    もちろん、のめりこみすぎないように自制を効かせながら、という条件は付きますが。。

    真に世渡り上手な人というのは、その辺りも含めて上手にコントロールしているものなのだと思います。


    「人の気分を盛り上げる仕事」・・・一言で言えば「感情ビジネス」。

    世渡り上手な人、いわゆる成功者と言われる人たちは、この「感情ビジネス」という軸で見た場合、おカネを払ってもいるだろうけれど、それより遥かに多くのおカネをもらう形に持ち込んでいることが多い。

    感情に支配されず理性的に、短期的でなく長期的に、世界を洞察することを目指しましょう。
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